財政省価格管理局は11月末までに畜産製品や砂糖、米、ミルク、鉄鋼、ガス、石炭、セメントなどを取り扱っている企業の販売価格登録書類48部を受理した。このうち35部は販売価格の修正を願い出るものだった。6日付ティエンフォン紙(電子版)が報じた。
同局によると、度重なる値上げが問題となっていた乳幼児向け粉ミルクの販売価格について、現時点で価格登録を行った粉ミルク生産・販売業者はいずれも当面は値上げの計画がないと明らかにした。
また同局は、粉ミルク生産・販売業者がコミッションや宣伝広告費用、プロモーション費用などの諸費用を販売価格に転嫁しないよう監視を強化する方針を示している。