ベトナム石炭鉱産グループ(ビナコミン)は15日、中国のCMCグループ、アメリカのBBVの両社とホン川(紅河)デルタ地域にある北部フンイエン省での2カ所の炭坑開発に関する合意書を締結した。ビナコミンは、ビンミン炭坑ではCMCグループと、第2コアイチャウ炭坑ではBBVと組んで開発を行う。それぞれの炭坑の年間採掘量は約300万トンと見込まれている。また、ホン川デルタ地域の石炭埋蔵量は300億トンと推定されている。
商工省が政府に提出した石炭産業開発計画案によると、上記2カ所の炭鉱に第1コアイチャウ炭鉱を加えた3カ所の炭坑への総投資額は17兆ドン(約1100億円)と試算されている。