お久しぶりです!
ハノイ勝手に広報局和島です!
いやー、こちらハノイでは、年が明け冬が過ぎ、春が訪れると見せかけて、結構肌寒い日が続いております。
先日ホーチミンに行ったとき、暑すぎてびっくりしました。
もし出張や旅行でホーチミンからハノイに来るのであれば、1枚羽織るものを持ってきておいたよさそうですよ。
夜とか朝とか、まだまだ普通に寒いので!
そんなハノイですが、最近 私が運営しているシェアハウス「カトリンハウス」 のルーキー、 ダイナマイト吉村
が、カトリンハウスを卒業しました!(そんなわけで、新規入居者募集中)
以前、ハノイにあるハイランズコーヒーで、時給83円でバイトしていたことでも有名な彼です。
初めて会った人も
「あ、ハイランズの!? あー君が!」
と言ってくれるレベルで知られています。
そんな吉村君。
とっても優しくていいやつなんですが、いまいち奥手なところがあり、なかなか結果に結びつかない日々を過ごしております。
僕はそんな彼が見るに堪えられなくなり、
どうにかしてあげたい!
いつしかそんな父性の感情が芽生えるようになりました。
「ダイナマイトを、もっとみんなから愛されるいっちょまえの男にしてやりたいんや!ワイは!」
「一体なにが足りないんや・・・うーん・・・・・・」
「そうや!それは男前さや!!!!」
ということで、カトリンハウス卒業記念&男前計画として髪を切ることにしました。
路上で!!
スーツで登場です。
これから男前になるにあたって、やはり正装を!ということで、スーツを着ていくことにしました。
場所を問わず常に自分のポリシー、紳士道を突き進むあたり、さながら ハノイのオーランド・ブルーム といったところでしょうか。
とはいっても、彼はスーツなんか持ってきてないので、僕のスーツを着てるんですが。
そして、スーツを脱ぐのを忘れて散髪し始めたので、スーツが髪の毛だらけになりましたが。さすが紳士です。
髪を切ってくれるおっちゃんはこんな感じです。
ジャッキーチェンの映画に出てくるチョイ悪役みたいです。ちょいちょい手でやってきます。
ちなみに、ここで気付いた人もいるかもしれませんが、壁にはたぶん、ベトナム北部ニンビン省にある名勝地チャンアン渓谷っぽい岩山が。
しかもこれ、コンクリ?みたいなやつの濃淡だけで描かれてます。
なかなかの技術です。
この前チャンアン行きましたが普通に楽しかったです。
さて、それはさておき、さっそく散髪開始です。
鏡に映る自分を見てにやけています。壁の絵も美しい!
おっちゃん、通常床屋や美容室で見られるような髪を濡らすとか、そういう小細工は一切しません。
いきなり櫛を通してハサミです。水のスプレーをシャーとかナシです。
これぞ、男の散髪です。
ちなみに、散髪とはその昔の江戸時代、通常元結(もとゆい)で結んでいる髪型に対して、髪が伸びて乱れている様を指していたのが、時代がかわり調髪の意味になっていったとのことです。(79へぇ)
スプレーぷしゅぷしゅはありませんでしたが、道具は一式しっかりそろっています。
はたから見るとこんな感じです。
シュールです。
オーストラリアではこれをストリートバーバーと呼び、なんかニュースになってた人がいました。
→ 「ストリートバーバー」と呼ばれる元・薬物中毒者。彼にしかできない「愛」ある行動に涙が・・・
ストリートバーバーっていうとかっこいいですね。
こっちは 路上床屋 じゃい!!!
もみあげ近辺もしっかり剃ってくれます。
プロの仕事です。
そして色々やって出来上がったダイナマイト吉村、果たして男前になっているのだろうか!
男前、いや、男前以上の男前オーランドブルームになっているのだろうか!
振り返ったその視線の先には何があるのだろうか!
それがこちらです!
ドン!!!
オーランドブルームやーー!!!
すごーい!
まるで本物のオーランドブルームみたーい!
きゃー抱いて―!!
聞こえます!そんな声が聞こえます!
・・・・
閑話休題
・・・・
茶番はこの位にして実物いきましょう!(すいません)
出来上がりがこちらです!
ばばばん!
男前です!
見事に男前です!
この定まらない視点が物憂げで、謎めかしい男を思わせます!
ミステリアスに包まれたイケメンの素性が気になる!と全国から問い合わせ殺到間違いなしです!
いやいやまだワイルドさが足りないなーと思いの淑女のみなさん、
ほしがりですね~~~
今回は本人から許可も出たことなので特別にもう1枚行きましょう!
コチラ
大丈夫ですか? 誰か救急車!
女性が目をハートにさせながら倒れました! お医者さーん!!!
そんな声が聞こえてきそうと見せかけて、いつも通りクラクションしか聞こえませんが・・・・
普通に男前になったと思います!
ちなみにこのときまたがっていたバイクは異音がすごくて、数週間後に壊れました。(笑)
それにしても正直路上床屋さんの実力をなめていました。
だって、このおじちゃんに頼んだのはたった一言。
Đ?p trai(デップチャイ) = ハンサム
吉村君を指さしながら、この一言だけです。
果たしてこの一言で、こんなにも彼の潜在能力を引き出す散髪ができるものでしょうか?
これだけの実力、以前は皇室に仕えていたに違いありません。
皇室御用達クラスの散髪能力!
気になるのはお値段です。
「でも、お高いんでしょう?」
それが今ならなんと!
10万ドン!(約500円)
高い!
思ったより高い!(笑)
まさかの10万ドンです。
ちなみに豆知識
- お高いんでしょう?とは
「でも、お高いんでしょ?」 とは、実際そんなに安くはないことである。
夜中や昼間の通販番組で、商品の説明の後によくある台詞の一つ。(ニコニコ大百科より)
やっぱりそういうことでした。
意外と高かったです。(いや、安いけど)
しかし青空のもとで散髪してもらうのは予想以上に気持ちよかったみたいです。
是非みなさんも一度は路上で散髪してみてください!
ポイントは、あーだこーだ言わないことです。
最大限に切ってくれるおっちゃんを信頼しきって、髪の毛を任せましょう。
きっとイケメンになれることでしょう。
そしてその後に、 ハノイ名物ブンチャー を食べるといつもよりおいしく感じます。
16 Tr?nh Hoài Đ?c, Cát Linh, Đ?ng Đa, Hà N?i
それではハノイ勝手に広報局でした。
レッツエンジョイハノイ!!!!
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ジェットスターラジオ で吉村君のインタビューを聞くことができます。
>> 時給83円!アジア現地カフェで初の日本人バイトなぜ? 海外ラジオ 吉村宇紘(20) ベトナムハノイ大分大学留学生
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