国会は24日、ベトナム国民出入国法およびベトナムにおける外国人の出入国・経由・居住法の一部を改正・補足する法律を95.1%の賛成多数で可決した。同法は8月15日に施行される。
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同法によると、外国人に発給する電子ビザ(査証)の有効期間を従来の30日間から90日間に延長し、1回の出入国を認めるシングルビザと複数回の出入国を認めるマルチプルビザ(数次ビザ)を発給する。対象国・地域のリストについては、ベトナム政府が決定する。
ベトナムがビザを一方的に免除している各国の国民については、免除期間を従来の15日から45日に拡大する。今回の法律改正は、ビザに関する規定の緩和により、外国人観光客を誘致して観光業を振興させ、経済成長に繋げることを目的としたもの。
なお、入国管理局は現在、電子届出システムを通じて外国人に対し、1回限り有効の電子ビザを発行しており、電子ビザ発行の対象国・地域は80か国・地域となっている。