ベトナムと日本の航空当局は、2022年1月1日より両国間の定期便の運航を再開することで一致した。交通運輸省傘下のベトナム民間航空局(CAAV)が明らかにした。これにより、日本はベトナムが定期便の運航を再開する初めての国となる。
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ベトナム~日本間の定期便は当面、週8往復の運航とする。詳細は以下の通り。
◇ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines):ハノイ/ホーチミン~東京間で週3往復
◇ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air):ハノイ/ホーチミン~東京間で週1往復
◇日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA):東京~ハノイ/ホーチミン間で2社合わせて週4往復以内
乗客は、ワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)または完治証明書を有し、なおかつ新型コロナウイルス検査で陰性である必要がある。
ワクチン接種が終わっていない、または完治証明書を有していない乗客について、自宅隔離を確実に行うための施設や設備の適性証明書、または隔離施設として認められるホテルの予約確認書(隔離期間は最低7日間)を確保する必要がある。
なお、ベトナムの航空当局によると、韓国や台湾、シンガポール、タイなどのその他の国際線定期便の運航再開については、相手国からの書面による回答を待っているところだという。
このほか、地場不動産デベロッパー大手FLCグループ[FLC](FLC Group)傘下のバンブー航空(Bamboo Airways)も、2022年1月よりベトナム~日本間の定期便の運航再開を計画している。
バンブー航空は、ハノイ~成田線を週1往復運航する。また、第1期では同路線に加え、ハノイ~台北(台湾)/ソウル(韓国)線を週1往復、第2期ではハノイ/ホーチミン~香港線を週7往復、ハノイ/ホーチミン~フランクフルト(ドイツ)線とホーチミン~メルボルン(オーストラリア)線を週2往復、ハノイ/ホーチミン~ミュンヘン(ドイツ)線を週1往復運航する計画だ。