南中部沿岸地方カインホア省は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の概ね制御に成功したことを受け、11月からワクチンパスポートを利用した外国人観光客の受け入れを試験的に展開する方針を示した。
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これは、25日に開かれたワクチンパスポートを所有する外国人観光客の受け入れ再開を議題とした会議で、同省観光局から人民委員会に提案したもの。対象は、◇2回目の接種を終えて14日以上経過したワクチンパスポート所有者、◇新型コロナに感染して回復した者、◇出国前48時間以内に陰性証明書を取得した18歳未満の未成年。
計画によると、受け入れは2段階に分けて実施する。第1期は2021年11月初めに開始し、チャーター機で入国してロングビーチ(Bai Dai)地区のリゾートに滞在する観光客が対象。2022年1月~3月に実施する第2期では、滞在先の範囲を拡大してニャチャン湾の島々にも滞在が可能となる予定。
外国人観光客の受け入れに際しては、各地・組織で新型コロナ対策を徹底。ホテル従業員は2回のワクチン接種または新型コロナ陰性を証明する書類を所有しなければならず、3日に1度は新型コロナ検査を受ける必要がある。