- マン国会議長がカンボジア公式訪問
- ベトナムがカンボジア議事堂庁舎を寄贈
- 投資総額39億円、2021年末に着工
カンボジア公式訪問を開始したチャン・タイン・マン国会議長は21日、カンボジアの首都プノンペンで、同国のクオン・ソダリー国民議会(下院)議長と会談した。
(C)Quoc Hoi |
両議長はこの席で、両議会が緊密に連携して訪問と交流を継続し、特に法制度の整備や国の重要問題に対する最高監督権の行使などで経験を共有しつつ、両国関係の促進における立法府としての役割を推進することで一致した。
また両議長は同日、ベトナムが寄贈したカンボジア国会議事堂新庁舎の落成式を共催した。この庁舎は投資総額2500万USD(約39億円)で、2021年12月に着工。2024年11月に竣工してカンボジア側に引き渡された。
マン議長は同日、クオン・ソダリー議長から、カンボジアが外国人に授与する勲章のなかで最高位の勲章「カンボジア王国友好勲章(サハメトレイ勲章、the Royal Order of Sahametrei=The Grand Cross)」を授与された。
マン議長は今回のカンボジア滞在中に、ノロドム・シハモニ国王とフン・セン人民党議長(党首) 兼 元老院(上院)議長を表敬訪問するほか、フン・マネット首相とも会見するなど両国関係の促進に努める。