ホーチミン市人民委員会は、カンボジア、ラオス、タイ、ミャンマー、ベトナムの5か国間で「5か国1観光圏」プログラムを展開すると共に、5か国を訪れる外国人に対して5か国共通査証(ビザ)の発給またはビザ免除措置を実施するよう政府に提案する。30日付サイゴンタイムズ紙(電子版)が報じた。
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この提案は、ホーチミン市を訪れる外国人観光客数の増加を目指す政策の一環。ホーチミン市観光促進センターによると、文化スポーツ観光省はこの「5か国1観光圏」プログラムの実施に賛同しており、すでにタイがプログラムへの参加に同意していることを明らかにした。タイはホーチミン市で9月に開催される「国際観光展」にも参加する予定。
なお、ここ数年ベトナムとラオス、カンボジア、ミャンマーの4か国は、外国人観光客の増加を目指して、「4か国1観光圏」プログラムを実施している。2012年のこの4か国への外国人訪問者数は合計1480万人に上った。