- サッカーJ1リーグをベトナムで放送
- 2025年~2027年の3シーズン
- 2/8のFUJIFILM SUPER CUP生中継
ホーチミン市テレビ局(HTV)のスポーツチャンネル「HTV The Thao」はこのほど、チャンネル公式フェイスブック(Facebook)で、日本プロサッカーリーグ1部「J1リーグ」の放映権取得を発表した。取得期間は2025シーズンから3シーズン(2025~2027)となっている。
![]() (C)htv the thao |
2月8日(土)には、Jリーグ新シーズンの幕開けを告げる「FUJIFILM SUPER CUP 2025(富士フイルムスーパーカップ2025)」が開催される。この試合では、J1リーグ王者・天皇杯優勝のヴィッセル神戸とJ1リーグ2位のサンフレッチェ広島が激突。
HTVはこの試合を現地時間午前11時35分からテレビで生中継するほか、チャンネル公式Facebookと公式ユーチューブ(YouTube)で生配信する。なお、この試合はベトナムのほか、オーストラリアや中国、香港、タイのテレビ局により生中継される。
Jリーグは以前からアジア戦略を進めており、東南アジア圏出身選手のJクラブ加入などを通してアジア圏での市場価値を高めることで、放映権販売に繋げている。
ベトナム人選手としては、2013年にFWレ・コン・ビンが当時J2のコンサドーレ札幌(現北海道コンサドーレ札幌)に期限付き移籍。その後もFWグエン・コン・フオン(元水戸ホーリーホック、元FC横浜)やMFグエン・トゥアン・アイン(元横浜FC)、GKダン・バン・ラム(元セレッソ大阪)といったベトナム代表の主力選手がJリーグに挑戦した。
現在はJクラブに所属するベトナム人選手はいないが、J2水戸ホーリーホックがベトナム1部ソンラム・ゲアン(SLNA)と包括的連携協定を結んでいるほか、J1湘南ベルマーレがベトナムPVFアカデミーとパートナシップを結ぶなど、クラブ・アカデミー間の協力関係が深化しつつある。また、J1クラブとしては、川崎フロンターレと浦和レッズがベトナムでスクールを展開している。
※記事提供:ベトナムフットボールダイジェスト+