- コーヒーショップで銀行口座開設
- クレジットカードの申し込みも
- ミラノは全国に2000店舗を展開
三井住友銀行が出資する大手民間銀行VPバンク[VPB](VPBank)はこのほど、コーヒーチェーン「ミラノ(Milano)」を運営するミラノ貿易(Milano Trading)との間で、口座開設などに関する業務提携契約を締結した。
![]() (C)Kien Thuc Dau Tu |
契約によると、VPBの顧客は今後、同行の店舗やATMを利用せずとも、ミラノ貿易がベトナム全土で展開するコーヒーショップで、決済口座「VPBank NEO」の開設やクレジットカードの申し込みなどを行うことができるようになる。
これにより、VPBは潜在顧客の開拓や顧客体験の向上に繋がると期待している。一方のミラノはVPBの既存顧客向けにブランドをアピールする狙いがある。
ミラノは10年以上の歴史を持つフランチャイズコーヒーブランドで、全国に約2000店舗を展開。また、ホーチミン市クチ郡にコーヒー生産工場(年産能力840t)を所有している。工場では有機栽培されたコーヒー豆を使用し、米国、オーストラリア、韓国、日本のオーガニック認証を取得している。