愛猫をキャットショーで優勝させるため、飼い主たちは大金を積んで優良な品種を購入し、とんでもなく厳格なシステムのもとでケアをする。
(C) dantri |
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2022年からホーチミン市とハノイ市の両市で「WCFナショナル・キャットショー・イン・ベトナム(WCF National Cat show in Vietnam)」が開催されているが、この2年間、キャットショーへの出場に向けて、グルーマーやハンドラーといったサービスの人気が高まっている。
猫をキャットショーで優勝させるには、猫の健康と美しさを保つためにきちんとしたケアプランを立て、コンサルタントや専門の獣医師のサポートを得ることが必須だ。
猫のブリーダーとして9年の経験があるハノイ市在住のガーさん(女性)も、愛猫を様々なキャットショーに出場させており、複数回の上位入賞を果たしている。
キャットショーには、ブリティッシュショートヘア、ブリティッシュロングヘア、メインクーン、ラグドール、スコティッシュフォールドなど、様々な種類の猫たちが出場する。
キャットショーに出場する猫は、目や耳、健康状態、尻尾などの外見から、人懐っこさや活発さなどの性格に至るまで、非常に厳しい要件を満たさなければならない。
こうした要件を満たすために、ガーさんのような飼い主たちは、大金をはたいて世話をしたり、すでに要件を十分に満たしている猫を海外から輸入したりすることをもいとわない。ガーさんの愛猫に至っては、なんと2万USD(約290万円)相当だという。