- 米FIRSTが運営する世界最大ロボコン
- 名門ハノイアムステルダム高が準優勝
- 全世界から9000チーム余りが参加
米国のNPO法人であるFIRSTが運営する世界最大規模のロボットコンテスト「FIRST Tech Challenge (FTC)」の2025年大会が4月16日から19日の日程で米国・テキサス州で開催され、ハノイ市ハノイアムステルダム高校の「GreenAms」チームが準優勝した。
![]() (C)VOV |
大会には中学1年生から高校3年生までが参加でき、今大会には全世界から9000を超えるチームが参加した。「GreenAms」は、FPT大学が主催した国内大会を勝ち抜いて、ベトナム代表としてFTCに出場。FTCは2006年に第1回大会が開催され、ベトナムが代表チームを送り込むのは今大会で2度目となる。
FTCの競技は、自律モードと遠隔操作モードの2つのフェーズで行われ、最初の30秒は自律モードで、プログラムされた動作をロボットが自動で行う。その後、コントロールモードに切り替わり、メンバーがリモート操作でロボットを動かして得点を狙う。タスクは毎年異なるテーマに基づき、ブロックの移動やオブジェクトの配置などの課題が設定される。また、競技は「アライアンス形式」で行われ、他チームと協力するのがFTCの特徴となっている。