- 高級店スタバリザーブHCM店が新装開店
- 1区ビテクスコタワー内に移転オープン
- 2階は「ミクソロジー」モデルに

米コーヒーチェーン大手スターバックス(Starbucks)は20日、ホーチミン市1区にあるビテクスコタワー(Bitexco Tower)内に、高級店「スターバックス・リザーブ・ビテクスコ(Starbucks Reserve Bitexco)をオープンした。
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これに先立ち、同社は昨年8月末、「スターバックス・リザーブ・ハントゥエン(Starbucks Reserve Han Thuyen)」を閉店。同店舗は1区ハントゥエン通りにあったが、契約延長の賃料交渉が不調に終わったため、同社は建物を返却して移転先を探していた。新店舗が入居するビテクスコタワーの賃料は月額20億VND(約1080万円)余りとされている。
8月末に閉店した「スターバックス・リザーブ・ハントゥエン」は、2017年にオープンした市内初かつ市内唯一のスターバックス高級店だった。「スターバックス・リザーブ」は、質が高く少量しか手に入らない世界でも希少なコーヒー豆のシリーズ「スターバックス・リザーブ」シリーズを取り扱う高級店舗で、ブランドロゴも通常の「サイレン(セイレーン)」ではなく、星とアルファベットの「R」を使用している。
スターバックスの代表者は、「スターバックス・リザーブ」の新店舗の入居先探しは、非常に時間がかかる骨の折れる作業だとしていたが、約4か月後に「スターバックス・リザーブ・ビテクスコ店」として新装開店する運びとなった。
新店舗の規模は2階建てで、面積250m2。このうち、2階はコーヒーとカクテルを融合させた「ミクソロジー(Mixology)」モデルのエリアとなっている。営業時間もエリアによって異なり、リザーブエリアは午前7時オープン、ミソロジーエリアは午後3時オープンとなっている。