ホーチミン市人民評議会は18日、同市と東南部地方の4省(バリア・ブンタウ省、ドンナイ省、ロンアン省、ビンズオン省)を結ぶ環状4号線建設案件の投資方針を承認した。

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　環状4号線は全長159.3kmで、バリア・ブンタウ省のビエンホア～ブンタウ間高速道路を起点とし、ホーチミン市のヒエップフオック港を終点とする。第1期の投資額は約120兆4120億VND(約6600億円)で、うち約29兆5760億VND(約1620億円)を国家予算、約40兆2030億VND(約2200億円)を地方予算で賄い、残りはBOT(建設・運営・譲渡)方式で調達する。

　さらに、同市人民評議会はビンティエン橋案件の投資方針も承認した。同橋は6区、8区、ビンチャイン郡を通過する全長3.66km、幅30～40mで、4～6車線の規模となる。投資総額は6兆2850億VND(約340億円)で、市予算で賄う。着工時期は2026年1～3月期、完成時期は2028年を予定している。

　これらのプロジェクトが完成すれば、ホーチミン市のインフラ整備計画において重要な役割を果たし、市の経済社会発展を後押しすると期待されている。