「ABUアジア・太平洋ロボットコンテスト(ABUロボコン=ABU Asia-Pacific Robot Contest)2023」が27日、カンボジアの首都プノンペンで開催され、ベトナム代表として出場したハノイ工業大学(ハノイ市)のチーム「DCN-DT02」が、中国代表の電子科技大学と並んで3位に入った。ベトナム代表は技術賞も受賞した。
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今回は新型コロナ禍を経て4年ぶりの対面開催となった。大会には13か国・地域から14チーム(開催国のカンボジアから2チーム)が出場した。優勝は日本代表の豊橋技術科学大学、準優勝は香港代表の香港中文大学。豊橋技術科学大学の優勝は、日本代表としては10年ぶり、同大学としては初めて。
2024年大会はベトナムで開催される。
なお、国内大会の「ロボコンベトナム(Robocon Vietnam)」は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により2019年を最後に開催が中止されていたが、今年3年ぶりに開催され、ハノイ工業大学が優勝した。
ABUロボコンは2002年に初めて開催され、ベトナムは過去に各出場国で最多となる7回の優勝を果たしているほか、準優勝も3回と強豪国として知られる。