- 美容整形手術を受けた女性がこん睡状態
- 術後の脳出血でチョーライ病院に搬送
- ホーチミン市保健局が調査を開始
ホーチミン市10区にあるバンハイン総合病院で、豊胸・親知らず抜歯・顎削り・頬骨縮小の美容整形手術を受けた女性患者が術後に、こん睡状態に陥っていることが分かった。
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こん睡状態となっているのは、N・T・Hさん(26歳、南中部沿岸地方クアンナム省出身、ホーチミン市在住)。手術は9日午後1時ごろに始まったとされる。その後、同日午後4時ごろになって、同病院からHさんのルームメイトに、Hさんが脳出血を起こしてチョーライ病院(ホーチミン市)に転送されたとの連絡があった。
患者には人工呼吸器が装着されるなど集中治療が施されたが、懸命な治療の甲斐もなく容態は回復しなかった。医師が回復の見込みなしと判断したため、家族は翌10日夜、Hさんを自宅に連れ帰るべく退院手続きを行った。
なお、バンハイン総合病院によると、Hさんの美容整形手術は約2時間15分にわたって行われたという。市保健局は10日、同病院を訪れて患者のカルテなどを押収し調査に乗り出した。