統計総局(GSO)は、近年の人口増加率をもとにはじき出した予想として、2023年4月中旬にベトナムで1億人目の国民が誕生するとの見方を示した。
(C)Tien Phong |
GSOの統計では、2022年4月1日時点におけるベトナムの人口は9920万人。2023年4月中旬には人口が1億人となり、これにより、ベトナムは世界で最も人口が多い国のトップ15に仲間入りする見通し。また、ベトナムは1億人規模の人口を持つ東南アジアで3番目の国となる。
世界中の多くの国々が、国家の競争力を向上させる上で人材が最も重要な要素とみなしており、ベトナムの人口が1億人に到達することは、国際社会におけるベトナムの地位を高める上でのマイルストーンになると見られている。
1億人の人口に加え、投資開発を促進させる政策、政治的な安定性、民族のアイデンティティが浸透した多様な文化を誇るベトナムは、国際社会において魅力的な国と評価される。なお、GSOは1億人目の国民誕生を祝うべく、様々なイベントを計画しているとのこと。