保健省人口・家族計画化総局のファム・ブー・ホアン副局長は先般開催された家族計画化分野に関する協力覚書の調印式で、現在のベトナムの人口は9900万人余りとなっており、世界で15位、アジアで8位、東南アジアで3位に立っていると明らかにした。2023年には1億人に達する見込みだ。
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9000万人目の国民が2013年11月に誕生して以降、毎年約100万人の新生児が誕生している。人口規模が大きいことは社会経済の発展に多くの利点をもたらすが、一方で多くの課題も生じると見られている。
また、15~49歳の出産適齢期の女性の数は約2500万人となっており、2030年には2600万人へと増える見通し。これに伴い、家族計画の需要も増加し、思春期や青少年のリプロダクティブ・ヘルスケアとセクシャル・ヘルスの必要性も課題となっている。
現在、10~19歳の人口は全人口の14.4%にあたる1400万人以上で、うち女性が48.3%を占めている。15~19歳の人口は同6.8%にあたる660万人となっている。