23年の合計特殊出生率、史上初めて2人未満に 人口局推計

2024/01/02 05:57 JST配信
  • 2023年の合計特殊出生率は2人未満
  • 2100年に7200万人まで人口減少
  • 2023年の男女出生比は推計113.2

 保健省人口局の推計によると、ベトナムの2023年の合計特殊出生率(TFR、1人の女性が一生に産む子供の平均数)は2人を下回る見込みだ。政府は2006年から15年間、TFRの目標値として2.09人を維持してきたが、2人未満になるのは史上初めて。

イメージ写真
イメージ写真

 統計総局(GSO)の人口推計によれば、TFRが減少するシナリオでは2054年以降に人口が減少し始め、2054~2059年には年平均▲0.04%減少、2064~2069年には同▲0.18%減少(約20万人に相当)する。TFRを安定的に維持するシナリオでは、人口が増加し続け、2064~2069年に同+0.17%増加(約20万人に相当)する。中間のシナリオでは、2019~2024年に同+0.93%増加するが、増加率が徐々に縮小し、2064~2069年に0%になるとしている。

 保健省のハー・アイン・ドゥック博士によると、2020年に発表された人口推計の国際研究報告では、日本やタイ、中国、韓国など23か国の人口は2100年に現在の半分以下に減少すると予測されている。ベトナムは2044年に1億0700万人まで増加するが、その後は減少に転じ、2100年には7200万人になるとされている。

 人口局は、2023年の男女出生比(女児100人に対する男児の数)は113.2との推計も発表した。2024年に結婚適齢期(20~39歳)の男性は女性より61万9900人多くなり、2045~2049年の5年間には年平均120万人の女性が不足すると予測されている。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 財政省傘下の統計局は25日、「2021~2024年度の戸籍登録・統計に関する国家レポート」を発表した。同レ...
 統計総局(GSO)が実施した人口・住宅調査の2024年中間報告によると、ベトナムの合計特殊出生率(TFR、1人...
 国家人口データベースによると、2023年におけるホーチミン市の60歳以上の人口は110万人で、同市人口全...
 統計総局(GSO)によると、2023年のベトナムの人口は前年比+83万4800人(+0.84%)増の1億0030万人となり、...
 2022年末時点におけるベトナムの青年人口は2020年末の2260万人から2070万人に減少し、全国の人口に占め...
 ベトナム人の平均寿命は73.6歳だが、男女で差があり、女性の平均寿命(76.1歳)は男性(71.1歳)を5歳上回...
 統計総局(GSO)は、予定していた1億人目のベトナム国民誕生イベントを実施しないことを明らかにした。 ...
 保健省人口・家族計画化総局のファム・ブー・ホアン副局長は先般開催された家族計画化分野に関する協力...

新着ニュース一覧

 ベトナムにおける電気自動車(EV)の普及に伴い、ノンストップ自動料金収受システム(ETC)による通行料徴...
 ベトナム人女性のグエン・ティ・タイン・ニャー(別称:Céline Nha Nguyen、39歳)さんが13日、北米...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市のホンバン国際大学(HIU)傘下にあるホンバン国際大学病院(HIU Hospital、旧バンフック病院...
 ハノイ市ドンダー街区イエンラン通りにあるカフェ「モーフォー(Mo Pho)」のドアを開けると、店内は静ま...
 ハノイ市人民評議会は15日の専門会議で、市内の道路および都市鉄道(メトロ)インフラの投資開発や管理政...
 ハノイ市人民評議会は15日、環状1号線内の低排出ゾーン(LEZ)導入案、およびクリーンエネルギー車への移...
 地場系大手コーヒーチェーン「ハイランズ・コーヒー(Highlands Coffee)」はこのほど、ホーチミン市中心...
 トヨタ・ベトナム(TMV)は、Cセグメントのセダン「カローラ・アルティス(Corolla Altis)」のベトナム市...
 日本最大規模の国際音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN 2026」の授賞式が13日に開催され、ベトナムの女性歌手...
 FIFAワールドカップ2026北中米大会が6月11日に開幕した。これに伴い、ベトナム警察はインターネットや...
 出張・経費管理クラウドを提供する株式会社コンカー(東京都千代田区)は、ベトナムのIT最大手
 精密ばねメーカーの株式会社光洋(大阪府東大阪市)が東南部地方ドンナイ市に設立した製造・販売拠点「光...
 日本国内最大規模のネイチャーベースのカーボンクレジット創出・販売事業を展開するGreen Carbon株式会...
 7月1日より、ベトナム国内のカフェやレストランなどで音楽を流す場合、規定に基づく著作権料の支払いが...
トップページに戻る