南中部沿岸地方クアンナム省ディエンバン町ディエンズオン街区人民委員会は14日(旧暦1月24日)、ベトナム戦争中にハーミー村落で起きた韓国軍による虐殺事件55周年の追悼式を執り行った。式には韓国ベトナム平和財団の代表とメンバーらが参列した。
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ハーミー虐殺事件は、1968年2月25日(旧暦1月24日)にディエンバン郡ディエンズオン村ハーミー村落(現在のディエンバン町ディエンズオン街区)で起きた韓国軍海兵隊第2旅団(青龍部隊)による虐殺事件で、女性や子供など罪のない民間人135人が犠牲になった。
地元政府は2000年に、地方予算に韓国在郷軍人会や地元住民からの寄付などを加えて、慰霊施設を建設した。ディエンズオン街区人民委員会のグエン・バン・トゥアン主席は追悼式で「戦争は遠い昔になったが、生き残った人々の苦しみは今も続いている」と述べた。
追悼式に参列した平和財団の訪問団は、慰霊碑に線香を手向け、過去に韓国軍が犯した犯罪に対する恥と反省の気持ちを表明し、被害者や犠牲者の遺族、村民らに許しを求めた。