教育訓練省はこのほど、国際交流基金ベトナム日本文化交流センター(JPF)とベトナムの大学4校に対し、日本語能力試験(JLPT)のベトナムでの共同実施を認可した。
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大学4校は以下の通り。
◇ベトナム国家大学ハノイ校傘下の外国語大学(ハノイ市)
◇ハノイ大学(ハノイ市)
◇ダナン大学傘下の外国語大学(南中部沿岸地方ダナン市)
◇ベトナム国家大学ホーチミン市校傘下の人文社会科学大学(ホーチミン市)
認可期間は5年間。これにより、JPFと4大学は、ベトナム国内でJPLTを再開・共同実施することが可能となる。
試験の実施にあたっては、試験日の5日前までに、試験が行われる省・市の人民委員会傘下の教育管理機関に書面で試験スケジュールを通知し、JLPT試験の実施・成績証明書の発行に関するレポートを6か月ごとに提出する必要がある。
これに関連し、教育訓練省は7月に外国の語学検定試験の共同実施を規定する通達第11号/2022/TT-BGDDTを発出したが、対象となる教育組織などは規定の準拠に努めなかった。これに加え、英語熟練度を測る英語検定「アイエルツ(IELTS)」などの英語検定で不正が横行していると多くのメディアが指摘したため、同省は語学検定の実施に対する取り締まりを強化した。