ハノイ市の疾病管制センター(CDC)は、4月16日から5~11歳の未成年者向けの新型コロナウイルスワクチン接種を開始すると発表した。市内の100万人余りの生徒などが対象となる。
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CDCは15日朝、保健省から73万回分の米モデルナ製ワクチンを受領したと発表。同日午後には未成年者向けワクチン接種の研修を行い、翌16日からの実施に備えた。計画では、5~11歳の未成年者のうち、年齢の高い者から順にワクチン接種を手配していく。
市は4月~6月期に大規模なワクチン接種キャンペーンを展開し、5~11歳の未成年者の接種率を95%以上とすることを目標に掲げている。接種会場は学校を始めとした各教育施設、または地元の医療施設。
これに先立ち、東北部地方クアンニン省では全国に先駆けて、14日から5~11歳の未成年者向けワクチン接種を開始。また、ホーチミン市も4月16日から5~11歳の未成年者向け接種を開始する予定。