ホーチミン:医療関係者などに年内の「ブースター接種」提案

2021/11/03 05:31 JST配信

 ホーチミン市保健局は、感染・重症化リスクが高い人や医療関係者を対象に、新型コロナウイルスワクチンの「ブースター接種」と呼ばれる3回目の接種を年内に実施するよう市人民委員会に提案している。このほど開かれた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策会議で、保健局のグエン・バン・ビン・チャウ副局長が明らかにした。

(C) tuoitre
(C) tuoitre

 チャウ氏によると、年内のワクチン接種計画として、18歳以上で未接種の人への1~2回目、12~17歳の未成年者への1~2回目、リスクが高い人や医療関係者への3回目を予定している。また、2022年には、3歳以上の小児への1~2回目の接種、接種を完了してから保健省が規定する期間を過ぎた人への3~4回目の接種を計画している。

 ホーチミン市では10月28日時点で、ワクチンを1回接種した人が710万人余り、2回接種した人は560万人余りとなっている。チャウ氏は「ワクチン接種は長期的かつ最上位の戦略で、全ての市民をカバーしなくてはならない。妊婦や50歳以上の人、基礎疾患のある人、肥満の人、医療従事者など、感染・重症化リスクの高い人には優先的にワクチンを接種する」と強調した。

 

[Tuoi Tre 15:52 30/10/2021,O]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市は、180万人余りを優先対象とした新型コロナウイルスワクチンの4回目接種を開始した。 ...
 ホーチミン市新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防指導委員会によると、同市は追加免疫の獲得を目的...
 ホーチミン市は1区およびクチ郡で27日から12~17歳の未成年者を対象とした新型コロナウイルスワクチン...
 保健省は26日午後、12~17歳の未成年者に接種する新型コロナウイルスワクチンとして、米ファイザー(Pfi...
 ホーチミン市1区とクチ郡で27日から12歳~17歳の未成年者を対象とした新型コロナウイルスワクチン接種...

新着ニュース一覧

 ホーチミン市の洋菓子店「ル・プチ・ローラン(Le petit Roland)」は、南部解放・南北統一50周年を記念...
 南部解放・南北統一50周年(1975年4月30日~2025年4月30日)記念事業の一環として、ホーチミン市1区人民...
 栃木県鹿沼市の市文化活動交流館芝生広場で4月19日(土)、「2025ベトナムフェスティバルinかぬま」が初...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 2025年4月4日、ベトナム戦争末期の米軍による「オペレーション・ベビーリフト」の航空機墜落から50年を...
 米国の半導体大手クアルコム(Qualcomm)は16日、ハノイ市で行われたグエン・チー・ズン副首相との会談で...
 ハノイ市ナムトゥーリエム区の国家会議センターで16日夜、ベトナムにおける3件のプロジェクトを対象と...
 政府は15日、少額取引決済向けのモバイルマネーの試行期間を延長する決議第87号/NQ-CPを公布した。 ...
 ライオン株式会社(東京都台東区)は、ベトナムの持分法適用関連会社で、医薬品・医療機器の製造販売を中...
 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、フェニカー大学(Phenikaa University、ハノイ市)を、「構成大学と...
 ベトナム空港社[ACV](Airports Corporation Of Vietnam)は4月19日、4月30
 ブイ・タイン・ソン副首相は15日、「2021~2030年国家電力開発計画及び2050年までのビジョン(第8期電力...
 日本政府観光局(JNTO)が発表した統計によると、2025年3月の訪日ベトナム人の数は前年同月比▲5.0%減の6...
 ベトナム航空局(CAAV)によると、2025年1~3月期の航空各社の旅客輸送量は前年同期比+9.2%増の約2070万...
 ホーチミン市人民裁判所は14日、メンバー6万6000人近くの売春斡旋ルートを組織した元締めのグエン・フ...
 日本の財務省が発表した2025年3月の貿易統計(速報)によると、ベトナムの対日貿易収支は前年同月比2.35...
トップページに戻る