ホーチミン市人民委員会はこのほど、英アストラゼネカ(AstraZeneca)製の新型コロナウイルスワクチンの接種間隔の短縮に関する同市保健局の提案を承認した。
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これにより、同市はアストラゼネカ製ワクチンの接種間隔をこれまでの8~12週間から6週間に短縮する。米ファイザー(Pfizer)製ワクチンとの交差接種(2回目でファイザー製ワクチンを使用)についても、同じく6週間の間隔をおいて2回目の接種をすることになる。
保健省は現在、アストラゼネカ製ワクチンの接種について、最大の効果を得るために1回目の接種後、8~12週間の間隔をおいて2回目の接種をするようにガイダンスしている。これは世界保健機関(WHO)が推奨している接種間隔に合わせたもの。
これに先立ち、ホーチミン市と南部メコンデルタ地方ロンアン省の保健局は、地域住民のワクチン接種率を早期に引き上げるべく、接種間隔を短縮するよう提案。これに対して保健省は、各自治体の判断に任せる方針を示していた。