ホーチミン市保健局はこのほど、保健省傘下の中央衛生疫学研究所に対し、9月20日から10月31日までの同市のワクチン需要について公文書を送付した。
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保健局によると、接種対象者となる18歳以上の市民約720万人全員に2回の接種を完了するためには、10月31日までにさらに520万回分余りが必要な計算となる。
同市では19日までに計870万回分を接種し、接種対象者の93.5%(約670万回分)が少なくとも1回、28.3%(約200万回分)が2回の接種を完了している。
内訳は以下の通り。
◇英アストラゼネカ(AstraZeneca)製:約510万回分(1回目:約430万回分、2回目:約83万8000回分)
◇米ファイザー(Pfizer)製:60万7474回分(1回目:12万5081回分、2回目:48万2393回分)
◇米モデルナ(Moderna)製:63万5960回分(1回目:55万2509回分、2回目:8万3451回分)
◇中国シノファーム(Sinopharm)製:約230万回分(1回目:約170万回分、2回目:63万3227回分)
19日時点で同市に配分されたワクチンの残りは77万4272回分となり、内訳は、◇シノファーム製:53万9578回分、◇ファイザー製:12万5800回分、◇アストラゼネカ製:10万8894回分。
なお、ベトナム国内の新型コロナウイルスワクチンの接種状況について、20日までの全国の累計接種回数は3507万1714回分となり、このうち1回目が2828万8007回分、2回目が678万3707回分となっている。