ハノイ市保健局は、英アストラゼネカ(AstraZeneca)製の新型コロナウイルスワクチンの接種間隔の短縮に関する同市疾病管制センター(CDCハノイ)の提案に同意した。
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これにより、同市はアストラゼネカ製ワクチンの接種間隔をこれまでの「8週間以上」から「4週間以上」に短縮する。接種間隔の短縮は、市内でのワクチン接種を安全かつ効果的に加速することを目的としている。
世界保健機関(WHO)によると、アストラゼネカ製ワクチンで最大の効果を得るためには1回目の接種から8週間以上の間隔をおいて2回目の接種をすることが望ましいとされている。一方、保健省傘下の中央衛生疫学研究所は、接種間隔を4週間以上とすることを推奨している。
これに先立ち、一部省・市の保健局は、地域住民のワクチン接種率を早期に引き上げるべく、接種間隔を短縮するよう保健省に提案した。これに対して保健省は、各自治体の判断に任せる方針を示した。