ロシアがこのほど主催した「第62回国際数学オリンピック(IMO 2021)」で、ベトナム代表として出場した高校生6人のうち1人が金メダル、2人が銀メダル、3人が銅メダルを獲得し、全員メダル獲得の快挙を成し遂げた。
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今大会は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で前年に続いてオンライン開催となった。ベトナムではハノイ国家大学自然科学大学とホーチミン市レホンフォン高校が会場となった。
金メダルを獲得したのは、ドー・バック・コアさん(ハノイ市ハノイアムステルダム高校3年)。コアさんは数学を専攻しており、今大会でも高得点を獲得し、個人成績でトップ10入りを果たした。
銀メダルはディン・ブー・トゥン・ラムさん(ハノイ国家大学自然科学大学付属高校3年)とチュオン・トゥアン・ギアさん(同)の2人。
銅メダルはファン・フイン・トゥアン・キエットさん(ホーチミン市レホンフォン高校3年)、ファン・フウ・アンさん(ハノイ国家大学自然科学大学付属高校3年)、ブー・ゴック・ビンさん(北部紅河デルタ地方ビンフック省ビンフック高校2年)の3人。
今回の国際数学オリンピックには、世界107か国・地域の高校生が出場した。国・地域別のメダル数で、ベトナムは107か国・地域中14位、東南アジアでは1位となった。