保健省の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する19日正午の発表によると、7省・市で市中感染者36人が新たに確認された。
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新規の市中感染者の内訳は、◇東北部地方バクザン省:10人、◇北部紅河デルタ地方バクニン省:10人、◇ハノイ市:10人(うちK病院が1人)、◇北部紅河デルタ地方ハイズオン省:3人、◇西北部地方ディエンビエン省:1人、◇北部紅河デルタ地方タイビン省:1人、◇北部紅河デルタ地方ビンフック省:1人。
市中感染者36人のうち27人は隔離区域内で、9人は封鎖区域内で感染が確認された。
午前と正午の発表を合わせると、同日正午までに確認された感染者数は計67人、うち市中感染が9省・市の計66人となっている。
19日正午の保健省の発表時点でベトナム国内の新型コロナ累計感染者数は4579人、死者数は37人。
なお、18日夜にホーチミン市で確認された疑陽性者1人については、保健省のデータに含まれていない。この疑陽性者は18日に感染が確認された4514人目の感染者の同僚で、4514人目の感染者の陽性に伴い検査を受けたところ、陽性の結果が出た。
ビンフック省ビンイエン市は、5月7日午前0時から首相指示第16号/CT-TTgに沿った最も厳しい社会的隔離措置が適用されていたが、19日午前0時に措置が解除された。当初予定では22日までの15日間の予定だったが、3日前倒しでの解除となった。
4月27日以降に確認された市中感染は28省・市の計1539人。内訳は、◇バクザン省:527人、◇バクニン省:332人、◇ハノイ市:256人、◇南中部沿岸地方ダナン市:144人、◇ビンフック省:88人、◇北部紅河デルタ地方ハナム省:34人、◇ディエンビエン省:32人、◇北部紅河デルタ地方フンイエン省:30人、◇東北部地方ランソン省:21人、◇タイビン省:17人、◇ハイズオン省:15人、◇西北部地方ホアビン省:7人、◇北部紅河デルタ地方ナムディン省:6人、◇北中部地方トゥアティエン・フエ省:5人、◇東北部地方フート省:4人、◇南中部沿岸地方クアンナム省:3人、◇北中部地方クアンチ省:3人、◇南中部高原地方ダクラク省:3人、◇北部紅河デルタ地方ハイフォン市:2人、◇ホーチミン市:2人、◇西北部地方イエンバイ省:1人、◇南中部沿岸地方クアンガイ省:1人、◇東南部地方ドンナイ省:1人、◇北中部地方タインホア省:1人、◇北中部地方ゲアン省:1人、◇東北部地方クアンニン省:1人、◇東北部地方トゥエンクアン省:1人、◇西北部地方ソンラ省:1人。
1月28日以降の第3波では、3月26日までの約2か月間に13省・市で910人の市中感染が確認された。ただし、このうち726人はハイズオン省で確認され、同省が第3波の震源地となっていた。