英国の大学評価機関クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds=QS)が10日に発表した最新の大学ランキング「QS世界大学ランキング(QS World University Rankings)2021」で、ベトナムからベトナム国家大学ホーチミン市校とベトナム国家大学ハノイ校の2校がトップ1000に入った。両大学が世界トップ1000に入ったのは3年連続3回目。
(C) QS Top Universities |
今年のランキングでは、2校とも801~1000位のグループにランクインした。前年はホーチミン市校が701~750位のグループ、ハノイ校が801~1000位のグループだった。
ハノイ校は3年連続で801~1000位のグループとなっているが、グループの中では2019年が上位78.5%、2020年が上位74.9%、2021年が上位67.5%に入り、毎年順位を上げている。
アジアではシンガポール国立大学(NUS)の11位がトップ。日本の大学では東京大学の24位がトップだった。
アジア域内のトップ5は、◇1位:シンガポール国立大学(シンガポール)、◇2位:南洋理工大学(シンガポール)、◇3位:清華大学(中国)、◇4位:香港大学(香港)、◇5位:北京大学(中国)となっている。
QS世界大学ランキングの評価基準は、◇学術的評判、◇企業からの評判、◇教員1人当たりの学生数、◇外国人教員の比率、◇留学生の比率、◇教員1人当たりの論文引用数の6項目。
世界大学ランキング2021のトップ10は以下の通り。
1位:マサチューセッツ工科大学(米国)
2位:スタンフォード大学(米国)
3位:ハーバード大学(米国)
4位:カリフォルニア工科大学(米国)
5位:オックスフォード大学(英国)
6位:スイス連邦工科大学(スイス)
7位:ケンブリッジ大学(英国)
8位:インペリアル・カレッジ・ロンドン(英国)
9位:シカゴ大学(米国)
10位:ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(英国)