5月14日にトラブルが発生したベトナムと香港を結ぶ光海底ケーブル「アジア・アメリカ・ゲートウェイ(AAG)」は、6月4日午前までに復旧作業が完了し、AAGを通じたベトナムから海外へのインターネットアクセスが完全に復旧した。
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最初に見つかっていたS1H支線のトラブルは5月28日に復旧作業が始まり、6月2日に完了予定だったが、その後、別の箇所でもトラブルが見つかったため、復旧作業が長引いていた。遅い場合は、完全復旧に6月6日までかかるとされていたが、それより早い復旧となった。
AAGは総延長2万0191kmに及び、ベトナムから海外へのインターネットアクセスで最大の通信量を担うルートだが、2009年に運用が開始されて以来、トラブルが相次いで発生している。