1月に入ってから複数の光海底ケーブルでトラブルが重なり、海外にサーバーを置くウェブサイトへのベトナムからのインターネットアクセスに影響が出ている。
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トラブルが発生しているケーブルは、「イントラアジア(IA)」と「アジア・パシフィック・ゲートウェイ(APG)」の2本。
IAでは1日にトラブルが発生し、シンガポールまでを結ぶS1支線、中国・香港までを結ぶS5支線、日本までを結ぶG2支線で切断と漏電が確認された。復旧工事は、S5支線が1月30日~2月8日、G2支線が2月11日~20日に行われる見通し。
APGでは9日にトラブルが発生し、中国・崇明区までを結ぶS3支線で漏電、中国・香港までを結ぶS5支線で切断がそれぞれ確認された。S3支線の復旧工事は12日から22日まで行われる予定。S5支線の復旧工事は未定。
インターネット・サービス・プロバイダー(ISP)は、迂回ルートの通信量を拡張するなどの対策を講じているが、複数の光海底ケーブルのトラブルが重なっていることにより海外へのインターネットアクセスに多少の影響が出ている。