英国の大学評価機関クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds=QS)が20日に発表した「QS Graduate Employability Rankings(QS GER)2020」によると、ベトナム国家大学ホーチミン市校は前回同様トップ301~500のグループにランクインした。ベトナムからランクインしたのは同校のみ。
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同ランキングは、QS社が2015年から毎年発表しているもので、◇雇用者による評価、◇卒業生の活躍、◇主要企業との共同研究実績、◇企業などの学内採用活動、◇卒業生の就職率の5つの指標をもとにランク付けしたもの。ベトナム国家大学ホーチミン市校は、5つの指標のうち、卒業生の活躍が特に高く評価され、同指標では197位につけた。
2020年度版は、世界132か国・地域の2100の大学データベースをもとに、このうち750校を調査して計680校をランク付け、トップ500を表彰した。なお、トップ500のうち36校が初登場だった。
東南アジアからは、全部で27校がランクイン。このうち最多はマレーシアの9校。以下、インドネシア6校、タイ5校、フィリピン4校、シンガポール2校、ベトナム1校と続いた。
QS GER 2020の世界トップ10は以下の通り。
1位:マサチューセッツ工科大学(MIT、米国)
2位:スタンフォード大学(米国)
3位:カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA、米国)
4位:シドニー大学(豪州)
5位:ハーバード大学(米国)
6位:清華大学(中国)
7位:メルボルン大学(豪州)
8位:ケンブリッジ大学(英国)
9位:香港大学(香港)
10位:オックスフォード大学(英国)