ハノイ市カウザイ区にある小中一貫校「ゲートウェイ・インターナショナル・スクール(Gateway International School)」のスクールバスで登校した6歳男児がバスの中に置き去りにされて死亡した事故で、区人民検察院は3日、運転手のゾアン・クイ・フィエン容疑者(男・53歳)を在宅起訴したことを明らかにした。
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フィエン容疑者は、刑事法第128条に触れたとされ、過失致死容疑で捜査を受けている。これに先立ち、同校生徒管理担当のグエン・ビック・クイ容疑者(女・54歳)も同じ容疑で逮捕された。
刑事法第128条では、1人を死亡に至らせた場合の量刑を、執行猶予付き禁固3年まで、または1~5年の禁固刑と規定している。
この事故で死亡したのは、小学1年生のL・H・L君(同区在住)。L君が発見時に身に着けていた服が登校時と異なっていたとの不審な点について、捜査機関は「登校時に身に着けていた服は、汗まみれの状態でL君のリュックサックに入っているのが発見された」と明らかにした。
捜査当局は、容疑者2人のほか、出席確認をきちんと行わなかったとして同校の責任も追及することを明らかにした。