英国の大学評価機関クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds=QS)が19日に発表した最新の大学ランキング「QS世界大学ランキング(QS World University Rankings)2020」で、ベトナムからベトナム国家大学ホーチミン市校とベトナム国家大学ハノイ市校の2校がトップ1000にランクインした。両大学が世界トップ1000に入ったのは2年連続2回目。
(C) suckhoe |
それによると、ホーチミン市校は701~750位のグループに、ハノイ市校は801~1000位のグループにランクインした。なお、日本の大学では東京大学の23位がトップ。アジアではシンガポールの南洋理工大学の11位がトップだった。
QS世界大学ランキングの評価基準は、◇学術的評判、◇企業からの評判、◇教員1人当たりの学生数、◇外国人教員の比率、◇留学生の比率、◇教員1人当たりの論文引用数の6項目。ホーチミン市校は今年のランキングで、学術的評判の項目が昨年から70ランクアップして427位につけた。
因みに、同じくQSが発表した「QSアジア大学ランキング2019」では、ホーチミン市校が144位にランクインしている。
世界大学ランキング2020のトップ10は下記の通り。
1位:マサチューセッツ工科大学(米国)
2位:スタンフォード大学(米国)
3位:ハーバード大学(米国)
4位:オックスフォード大学(英国)
5位:カリフォルニア工科大学(米国)
6位:スイス連邦工科大学(スイス)
7位:ケンブリッジ大学(英国)
8位:ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(英国)
9位:インペリアル・カレッジ・ロンドン(英国)
10位:シカゴ大学(米国)