南中部高原地方ザライ省チューフー郡人民委員会は25日、同郡チュードン村でアフリカ豚コレラ(ASF)の感染が確認されたと発表した。南中部高原地方でASFが発生したのはこれが初めて。
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さらに27日には、同地方ダクノン省でもアフリカ豚コレラ(ASF)の感染が確認された。ダクノン省では、クロンノー郡にある養豚農家3世帯でASFの感染が確認された。
地元当局はASFに感染した豚の殺処分や養豚施設周辺の消毒を行うとともに、ASFの感染が確認された地域周辺のルートに検査所を設置して豚の輸送を厳しく監視している。
南中部高原地方の2省のほか、26日までにメコンデルタ地方のソクチャン省とドンタップ省でもASFの感染が確認されており、新たな感染の拡大が続いている。