特別行政経済区法(経済特区法)案に反対する抗議デモが6月中旬に全国各地で行われたが、このうち南中部沿岸地方ビントゥアン省では暴動にエスカレートし、複数の行政施設や公用車が破壊された。この事件で、同省ファンティエット市人民裁判所は12日、被告の男女7人に執行猶予付き禁錮18か月~30か月の判決を言い渡した。
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被告らは同省人民委員会庁舎前に集合し、警察が説得したにもかかわらず庁舎にレンガや火炎瓶を投げ込んだり、公用車やバイクに放火したりといった過激な行動に出た。いずれも治安びん乱罪に問われていた。
暴動に参加した理由について被告らは、知らない人から現金を受け取ったり、友人に誘われたりしたためと供述し、罪状を認めた。
同省当局は今後も暴動に参加した人々を裁判にかけて処分する。