グエン・スアン・フック首相は、東南部地方ビンズオン省トゥーザウモット市を第1級都市に格上げする決定を公布した。
同市は製造業の盛んなビンズオン省の省都として、行政や経済の中心地となっており、ハイテクパークや環境配慮型工業団地、観光、教育を主力事業とする都市を目指している。
同市は面積が119km2、人口が29万3000人(2015年統計)。14街区から成り、農村部の行政区を有さない全国でも数少ない都市の1つとなっている。
同市は国道13号線経由でホーチミン市から30km離れている。同市と同地方ビンフオック省、ホーチミン市を結ぶホーチミン~トゥーザウモット~チョンタイン高速道路の建設も計画されている。