インターネット通信事業の米アカマイ・テクノロジーズ(Akamai Technologies)は、2016年第2四半期における世界及びアジア太平洋地域のインターネット回線速度に関する調査結果を発表した。
それによると、ベトナムの回線速度は平均して5.1Mbps(メガビット毎秒)で、前年同期比+58%、前期比+2.3%速くなったが、依然として世界平均(6.1Mbps)を下回っている。ベトナムはアジア太平洋地域15か国・地域中で13位、世界では88位だった。ピーク時の速度は37.1Mbpsで、アジア太平洋地域12位、世界82位。
アジア太平洋地域で平均速度が最も速いのは韓国で27.0Mbps。続いて、香港の19.5 Mbps、シンガポールの17.2Mbps、日本の17.1Mbps、台湾の15.6Mbpsとなっている。世界では1位が韓国、2位がノルウェー(20.1Mbps)、3位が香港、4位がスウェーデン(18.8Mbps)、5位がスイス(18.3Mbps)。日本は9位だった。
アジア太平洋地域におけるインターネット回線の平均速度は以下の通り。
1位:韓国(27.0Mbps)
2位:香港(19.5Mbps)
3位:シンガポール(17.2Mbps)
4位:日本(17.1Mbps)
5位:台湾(15.6Mbps)
6位:タイ(13.7Mbps)
7位:ニュージーランド(10.6Mbps)
8位:オーストラリア(8.5Mbps)
9位:マレーシア(6.8Mbps)
10位:インドネシア(5.9Mbps)
11位:スリランカ(5.7Mbps)
12位:中国(5.2Mbps)
13位:ベトナム(5.1Mbps)
14位:フィリピン(4.3Mbps)
15位:インド(3.6Mbps)