北中部ハティン省警察のグエン・タイン・リエム副署長は4日、労働許可証を持たずに不法就労していたとして、同省にある中国冶金科工集団公司(MCC)の中国人労働者303人に対して1人当たり1500万VND(約8万円)の罰金を科したことを明らかにした。
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政令167号/ND-CPでは、ベトナムへ入国する外国人労働者は管轄官庁が発行する労働許可証を所持しなければならないと定められていることから、これに違反していた中国人303人は不法就労に当たるとして罰金が課された。また、MCCは公安省出入国管理局に対しこれら中国人労働者の労働許可証を発行するよう要請した。
なお、同省経済区管理委員会の報告によると、2014年9月末時点で同省では3680人の中国人が就労しているが、このうち労働許可証を取得しているのは約800人に過ぎないという。