豪ロイヤルメルボルン工科大学(RMIT大学)ベトナム校のゲイル・マクドナル学長は16日、同大学がハノイ市にある既存キャンパスに加え、市内で新たなキャンパスを設置すべく、用地選定を進めていることを明らかにした。
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マクドナルド学長によると、RMIT大学は13年前にベトナムへ進出しているが、ベトナムでの投資拡充に務めており、豪州本校への利益還流などは行っていない。また、今後5年間で教育内容の更なる充実と新しい設備への投資を増強すると共に、インターンシップや卒業後の採用について企業各社との連携を深めていく方針だという。
なお、RMIT大学は2001年にホーチミン市7区にナムサイゴンキャンパスを設置した。当初の投資額は2500万ドル(約25億5000万円)。2007年にはハノイキャンパスを設置している。現在の学生数は、ホーチミン校が4500人、ハノイ校が1500人となっているが、2020年までに両校合わせて1万5000人規模とすることを目指している。