オーストラリアのRMITベトナム国際大学は11日、ホーチミン市7区ナムサイゴン地区にある同大学の拡張工事に合計3000万米ドル(約28億5000万円)を投ずると発表した。
面積12.5ヘクタールの敷地では現在、学生寮とスポーツ施設が建設中で来年3月までに完成の予定。これは同大学建設案件の第2期工事にあたるもので、投資額は1500万米ドル(約14億2000万円)。また、来年1月には同じく1500万米ドルを投じて、第2教育研究棟(第3期工事)を着工、2011年7月までに完成させる予定だ。
同大学はナムサイゴン地区とハノイ市にキャンパスがあり、現在5000人の学生が在籍している。このうちベトナム人学生が90%を占めている。第2教育研究棟が完成すれば、学生数を8000~1万人に増やすことが可能になるという。