米国の写真展「New York Center For Photographic Art」でこのほど、「Primary Color(原色)」をテーマとした写真コンテストが行われ、ベトナム人写真家ベト・バン氏の作品「Mau Xanh(蒼色)」が入賞した。入賞した30作品のうち、ベトナム人写真家の作品は一つのみだった。26日付ラオドン紙(電子版)が報じた。
(C) Laodong, Viet Van作「Mau Xanh」 |
「Mau Xanh」は、海辺で膝を抱えてうずくまる裸体の女性を写したもので、空と海の幻想的な蒼色が印象的な作品。ベト・バン氏はこの数年、「Ky Uc(記録)」をテーマとした作品を撮り続けており、同作品もその一つ。
今回の入賞により、同作品は来年5月に開催される「New Century Artist gallery」で展示されるほか、同展示会のパンフレットにも載るという。