ベトナムに入国した一部の外国人は、ホーチミン市や東南部のビンズオン省、ドンナイ省にある輸出加工区および工業団地で働く外国人向けのサービス業に出資している。表向きは、◇ホテル、◇カラオケ、◇ディスコなどだが、その実態は売春組織であることも珍しくない。8日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
労働傷病兵社会省社会犯罪防止局が7日に開いた会議で明らかにした。売春組織は、各省にネットワークを形成しており、観光ガイドと共謀して、売春を斡旋しているという。
全国には現在、約3万人の売春婦がいるとされており、このうち、当局の管理・監視下にある売春婦の数は約1万4000人。この他、売春行為を行っている疑いのある施設はホーチミン市に約3万か所、ハノイ市に約2万5000か所存在しているという。