ホーチミン市人民委員会は5日、「2002年~2010年の8か年、売春防止計画」の結果を報告した。6日付ザンチ−が報じた。
同市人民委員会発表のデータによると、現在同市で売春が行われている施設は2万5000軒、売春婦の数は2万人に上る。この内、ディスコクラブ:90軒、カラオケ・バー・レストラン:900軒、ホテル:3000軒、マッサージ店・喫茶店・理髪店等:1万3000軒は、合法な看板を掲げながら、裏で性的なサービスを行っている。
また、捜査当局は過去10年間で1200軒の売春施設を摘発し、3700人の売春婦を逮捕したという。特に近年は、同性愛売春、有名人や外国人による売春、海外での売春が増加し、売春事件は一層複雑化している。
同市は今後、ポルノ商品を販売するネットショップの閉鎖およびアクセス規制、売春行為が疑われる施設への立ち入り検査を強化するなどして、売春撲滅に注力していく方針。