ハノイ市警察は26日6時30分ごろ、同市タックタット郡キムクアン村にある店舗を立ち入り検査したところ、男女一組が売春を行っている現場を押さえ、この売春施設の女主人ダン・ティ・ハン(39歳)と共に現行犯逮捕した。27日付24Hが報じた。
供述によるとハンは、3月から同店舗にて売春サービスを開始、客から1回に付き20万ドン(約735円)を取って売春させ、金は売春婦と半額ずつ分けていたという。
同市では、25日にもドンアイン郡で売春宿に立ち入り検査をして、売春行為に及んでいた2組の男女と仲介役の女(23歳)を逮捕。23日には、タンスアン区のマッサージ店で売春行為を行っていた男女一組を逮捕している。
最近では、マッサージ店、喫茶店、理髪店などでの売春行為が増加、都市化が進む郊外でも急増しているという。同市警察は、逮捕した売春施設の主人や仲介役に余罪を追求し、これらの情報をもとに立ち入り検査体制を強化する方針だ。