ホーチミン市フーニュアン区5地区ティッククアンドゥック通り120/86番地にある3階建ての住宅が5日午後、轟音とともに傾き始めて、約30度傾いたところで止まった。急な地盤沈下による傾きだったが、幸い怪我人は出なかったという。6日付VNエクスプレスが報じた。
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地盤沈下が起きた住宅の隣の敷地では、建設業者が新たな住宅建設向けの地盤改良工事を行っており、この作業が地盤沈下を引き起こした可能性が高いと見られている。
危険性を重く見た当局は、傾いた住居の住民や周辺の住民、合わせて16世帯に対し、避難勧告を発令。当局は区人民委員会の事務所を臨時宿泊スペースとして開放する方針。そのほかの住民は近くの親類・知人宅で寝泊りすることになるが、傾いた住宅をどのように処理するかは決まっていない。