東南部のバリア・ブンタウ省やビンズオン省にある会社の工場労働者に出された仕出し弁当やバインミー(フランスパンのサンドイッチ)の中に、相次いでウジが発見された。食事の安全衛生はないがしろにされている。4日付ラオドン紙(電子版)が報じた。
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この2か月ほどの間に、バリア・ブンタウ省のオールウエル社とサンファンベトナム社では弁当の中に、ビンズオン省のワンダフルサイゴンエレクトリック社ではバインミーのパテの中にウジが見つかった。労働者らが食事中に偶然発見したか、または食事後に吐き気や腹痛を訴えたため、後に調査したところ発覚した。
工場労働者の弁当は多くの場合、個人の仕出し弁当業者が供給している。食中毒事件を引き起こした場合は営業停止となるだけで、罰金などの厳しい処罰が科されたことはない。ある弁当業者は「1食当たり1万~1万5000ドン(約38~57円)の値段では、新鮮でおいしい弁当を作るのは無理だ」と話している。