中部高原地方ラムドン省ダラット市には多くの観光地があるが、環境汚染や住民による土地の私的占有、投資案件の遅延などの問題が生じている。28日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
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同省文化スポーツ観光局のグエン・バン・フオン局長は、スアンフオン湖やカムリー滝の水質汚染が激しく、観光客から苦情の声が上がっていることについて、会議で対策について話し合っても、管理が厳格に行われておらず効果が上がっていない現状を認めた。
ティンイエウ谷(愛の谷)では錫(すず)の違法採掘、トゥエンラム湖では違法漁業、その他多くの観光区で土地の私的占有が行われている。また、認可された投資案件の土地収用が進まず、放置されたままになっている。フオン局長は、今後これらの問題について話し合う会議を開き、責任の所在を明らかにして対処したいと話した。