建設省都市開発局のファム・ティ・ミー・リン局長によると、2011年末時点における全国の都市区は775か所となり、1999年時点の629か所と比べ、その数は約20%増加した。過去10年間で毎年12か所の都市区が新たに造成されている計算になる。4日付サイゴンタイムズ紙(電子版)が報じた。
全国の都市区の内訳は下記の通り。
◇第1級都市:10か所
◇第2級都市:12か所
◇第3級都市:47か所
◇第4級都市:50か所
◇第5級都市:634か所
また、リン局長は計画性に欠けた一部の都市建設計画の存在を指摘し、急速な都市化により、人口増加、交通渋滞、環境汚染などが深刻化しているとコメントした。リン局長は、この状況を打開するため、都市開発計画に関する検査制度を厳格化すると共に、関連する法令を整備することを提案した。