ディン・ラ・タン交通運輸相はこのほど、手数料法令のリストに個人車両通行料と都市の中心ゾーンに乗り入れる際の通行料を追加するよう提案した文書をグエン・タン・ズン首相に提出した。3日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
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個人車両通行料は、都市の渋滞緩和・交通事故削減とその対策費用の財源を作り出すことを目的とするもので、定員9人以下の乗用車に適用する。料金徴収は車両検査登録センターを通して、技術安全・環境保護検定証の発給時に行う計画。交通運輸省は、実施初年度の料金収入を15兆2390億ドン(約552億円)と見込んでいる。
バイクも対象になるが、当面はハノイ市、ホーチミン市、紅河デルタ地方ハイフォン市、中部ダナン市、メコンデルタ地方カントー市の5都市で徴収する。
都市中心ゾーン乗り入れ通行料については、当面上記の5都市に自動料金徴収設備を設置することを予定している。この提案は今後、国会常務委員会に提出されて議論される。